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雨漏り調査レポート:笠木が原因の雨漏り発見!
2024.11.07
屋根の笠木が原因で発生していた雨漏りの調査についてご紹介します。この記事では、調査に使用した「水かけ調査」の方法や実施時間、そして調査結果と対処方法について詳しく解説していきます。
調査内容
今回の調査は、3名の調査員で実施しました。建物の小屋裏で雨漏りが確認され、原因箇所を突き止めるために「水かけ調査」を行いました。この調査では、特に雨漏りの原因として疑われる「笠木」・「サッシまわり」に重点を置き、隙間やクラックがないかを確認しながら進めました。
水かけ調査とは?
「水かけ調査」とは、雨漏りの原因となっている可能性が高い部分に水をかけて、その箇所から雨水が室内に侵入するかどうかを調べる調査方法です。通常の雨と同じ状況を人工的に作り出し、屋根や外壁の浸水経路を確認することで、より確実に雨漏りの原因を特定できます。
調査の手順と水かけ時間
- 調査準備
調査前に小屋裏の雨漏り箇所を確認し、原因と考えられる箇所をリストアップしました。笠木周辺は以前から水の侵入が起きやすい部分として報告されていたため、今回は特に重点を置いて調査を進めることにしました。 - 水かけ調査の実施
調査員は、ホースを使用して一定量の水を笠木に向けてかけ続けました。この水かけ調査の時間は約30分間。水の浸透具合や雨漏りの発生を確認するために、適度な間隔で水をかけ、徐々に水の侵入が見られるかを観察しました。 - 雨漏り箇所の確認
小屋裏に待機していた調査員が、かけた水が浸入してくる様子を写真に収め、浸水のタイミングや水の流れを詳しく記録しました。調査を進めるうちに、笠木から水が浸透し、そこから小屋裏に漏れていることが確認されました。
調査結果:笠木が原因
調査の結果、やはり笠木に生じた小さな隙間が雨水の浸入口となっていました。経年劣化によって笠木のシーリングが弱くなり、雨水が内部に浸入して小屋裏にまで達していたことが分かりました。
対処方法
笠木の隙間を塞ぐために、以下の方法で対策を行いました:
- シーリングの打ち直し
笠木の隙間部分に新しいシーリング材を注入し、雨水の浸入を防ぐ処置を施しました。これにより、隙間からの雨水浸入が防がれることが期待されます。 - 排水経路の確認
また、笠木周辺の排水経路がスムーズに機能するように再確認し、余分な水が溜まらないようにしました。これにより、再度雨漏りが発生するリスクを低減しています。
まとめ
雨漏り調査において、「水かけ調査」は特に有効な方法の一つです。雨が降った際の状況を再現できるため、雨水の浸入経路を的確に把握できます。今回の調査で笠木の劣化による雨漏りが特定され、迅速に対応することができました。
笠木や外壁のシーリングは、建物を守る重要なポイントです。定期的なメンテナンスで少しでも劣化が見られる場合は早めの対処をおすすめします。
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