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雨漏りしているところはないですか? ~葉山町の設計事務所・工務店アシストホーム~
住まいる通信2025年7月
9月はまだ台風が発生する可能性はあります。強風で屋根や壁がはがれては大変です!
また、局地的なゲリラ豪雨で床下浸水することもあります。「水」は小さな隙間からでも浸透してきます。木造住宅の雨漏りは深刻な問題です。断熱材は水分を吸収しやすく、湿気を含むことで木材が腐食し、耐久性が低下します。
また、カビ、腐朽菌やシロアリの発生が促進され、住環境が悪化するだけでなく健康被害も懸念されます。今回は雨漏りが木造住宅に与える影響とその対策に対して特集致します。
雨漏りしているところはないですか?
■雨漏りで注意する箇所
- 屋 根:瓦やシングルの破損やズレ、屋根の接合部分や谷部分の劣化
- 外 壁:ひび割れや塗装の剥がれ、窓枠やドア枠のシーリングの劣化
- 雨 樋:詰まりや破損、接合部のゆがみ
- ベランダ・バルコニー:排水口の詰まり、防水シートの劣化
■雨漏りの主な原因
- 屋根の劣化:瓦がずれたりすることで雨水が侵入することがあります。
- 棟板金の劣化:屋根頂点部分にある棟板金が浮いたり剥がれたりすると雨水が侵入すること
があります。
- 外壁のひび割れ:外壁塗装が剥がれるとひび割れが生じやすくなります。
- シーリングの劣化:窓枠やドア枠のシーリングが劣化するとひび割れします。
- 排水口の詰まり:排水口が詰まると雨水が溜まり、浸水の原因となります。
- 防水シートの劣化:防水シートが劣化すると雨水が浸透、侵入しやすくなります。
- 天窓の劣化:天窓の周囲にあるパッキンの劣化。コーキングの亀裂。
- 雨樋の詰まりや破損:落ち葉やゴミが詰まると雨水があふれてしまいます。
雨樋が破損すると雨水が適切に排水されず建物に侵入する可能性も
■雨漏りの前兆
・天井や壁のシミ:変色やシミが見られる場合は、雨漏りの初期段階の可能性があります。
・カビ臭:室内にカビ臭がする場合、雨漏りが進行している可能性があります。
・天井からの水滴:天井から水滴が落ちてくる場合は、すでに雨漏れが進行しています。
■雨漏りの対策
- 定期的な点検:
屋根や外壁の定期的な点検を行いましょう。
早期に問題個所を発見することで、家の劣化を最小限に防ぐことが出来ます。
- 修理・補修:
瓦や外壁の破損や、シーリングのヒビ割れ箇所が見つかった場合は、そこから水が
侵入することがあります。迅速に修理されることをお薦め致します。
- 防水対策:
ベランダやバルコニーの防水シートは定期的に交換しましょう
排水口の清掃も詰まりの原因になるのでお忘れなく。
- 専門業者への依頼:
場所によっては、自分で対応が難しい場合もあるかと思います。
そのような時は、信頼出来る専門の業者に相談してみましょう。
■点検の頻度
・年に一回の定期点検
一般的には、年に一回専門業者さんに定期点検を受けることが安心です。
・大きな台風や豪雨の後
台風や豪雨の後は、屋根や外壁に損傷がないか確認しておきましょう。
・地震の後
地震の後は建物の構造に影響が出る可能性がある為、特に震度5強以上の地震が発生した
場合は、専門業者に点検をお願いすると安心です。
■自分で出来る点検方法
- 屋 外:
屋根材のズレや破損、コケや錆びの発生、棟板金の浮きなどを目視で確認しましょう。
- 屋 内:
室内のカビ臭さ、天井の壁の湿り気、クロスの浮きや剥がれ、屋根裏のカビや腐食の確認
※定期的な点検を行うことで、雨漏れのリスクを減らし、建物の寿命を延ばすことが出来ます。大切な家に永く住み続けるためにも定期点検は大切ですね!
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