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住まいる通信

地震は突然やってきます!耐震の備えは大丈夫?

住まいる通信2024年5月号

 

今年の元旦に、能登半島で地震が発生したことはまだ記憶に新しいところです。最大震度7以上を観測した地震で多くの方々が被災されました。今もなお不自由な生活をおくられている方々が、たくさんいらっしゃいます。一日も早く元の生活に戻られることを願います。

世界全体からみると、日本は地震大国です。いつ、どこで地震が発生してもおかしくないのです。

今月号と次月号で、地震の怖さと対策について特集致します。

 

「30年以内に大地震が起こるって言われているのは知っているけど…まだ大丈夫かな」って思っていませんか?地震は天気予報のように予測が出来ず突然襲ってきます。

もしかすると今日起こるかもしれません!突然起こる「地震」について一緒に考えてみましょう。

 

地震の発生周期と確率 

予測されている地震で「東海地震」・「東南海地震」・「南海地震」の3つあります。

この3つが同時に地震を発生した場合を「南海トラスト巨大地震」と呼ぶこともあります。

 

建物の倒壊による被害

阪神淡路大震災で、建物の倒壊・家具の転倒によって

「80%以上」の方が命を奪われました。

命を奪われないための耐震補強は重要なのです。

 

自分の家は地震に耐えられる?

家の強さは診断による「評価」がものさしです。評点1.0が現在の耐震基準ギリギリの強さに相当すると考えてください。

家の評点診断は、資格を持ったプロの建築士の診断によって知ることが出来ます。

(※資格とは…一級、二級建築士、もしくは各自治体の定める耐震診断判定士など)

 

 

突然地震は起こります!どうして耐震改修しないのですか?

 

●家の下敷きになる前に逃げ出せるから

無理です!震度6弱以上では、立っていることも困難です。

揺れで家が傾くと窓や扉が開きません!

床には割れたガラスや食器が散乱した中、逃げられますか

室内では靴を履いていませんよ……

 

●家が倒壊しても死ぬことはないと思う

なぜ?木造住宅の2階と屋根の重量総重量は、数トン~十数トンになります。

この重さが体の上に覆い被さってきたらどうでしょう

人間が耐えられる重さではないです!

 

●費用がかかるし、先に欲しい物を買いたいな…

「命と欲しい物どちらが大切ですか?」

耐震改修をすることで、大切な家族の命も救う確率が高くなるのです。

費用を少なくした耐震修繕もございます。

 

●もう歳だし、子供もこの家に住まないから

地震で倒壊した下敷きになったら、離れたご家族の方は悲しみませんか。

子供さんやお孫さんが、家に遊びに来ているときに大地震で家が倒壊したら…

 

日本に住んでいる以上、いつ起こるかわからない地震の為に備えは必要です。

「命の大切さ」の為にも、強い家作りは大変重要なことなのです。

1995年の阪神淡路大震災のとき、倒壊した住宅の下から無事生還した方の88%は、ご近所の住民の方によって助けられています。

また、住宅が倒壊することで道路に面した家ならば、救助に向かう人や車の妨げになり、救えることが出来る命も救えなくなることもあります。

大切な救える命を「耐震改修」をすることで守ることが出来るかもしれません。

いつやってくるかわからない大地震に備え、この機会にご家族と一緒にご検討ください。

弊社では資格をもった建築士が在籍しておりますので、何かご質問、ご相談がございましたらお気軽にご連絡くださいませ。

 

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