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「屋根に不具合がありますよ、無料で点検しますよ」は要注意!
2024.06.18
突然、「ピンポン!」と玄関のチャイムが鳴り
「お宅の屋根が剥がれていますよ」、「屋根がずれていますよ」、「棟が浮いていますよ」、「釘が浮いていますよ」など、訪ねてきた知らない業者さんに言われた経験はありませんか?
このような時は「要注意!」です。
警視庁からも警告がでている「点検商法」かもしれません。
どのようなことに気をつければよいのでしょう。
この言葉には要注意です
近所で工事をしている業者と偽って声をかけてきます
例えばこのような言葉で勧誘してきます。
・「近所で屋根の工事をしていたら、お宅の屋根の一部がめくれていましたよ。
もう少し詳しくみてあげるので、屋根に登らせてください」
・「今無料点検をしています。お宅の屋根が大丈夫か一度屋根を見せてもらえなせんか?」
など言葉巧みに屋根に登って点検したいと言ってきます。
私達は直接屋根に登って確認することが出来ないので、
屋根に不具合があると言われると、とても不安になりますよね。
でも!決して業者を屋根に登らせてはダメです!
どうして業者を屋根に登らせてはいけないの?
悪質な業者は、私達が屋根に登って確認出来ない事を利用して、屋根に登って
壊れていない屋根の一部を壊して写真を撮り、住人にあたかも屋根が壊れているかのように屋根の写真を見せたり、剥がれたり浮いたりしている他の現場の写真を見せたりします。
屋根に登って確認出来ない住人は、もちろん壊れた屋根の写真を見ると不安になりますよね。
このように住人が不安な気持ちになったところに、悪質業者は「今契約して頂ければ、お安く工事をしますよ」とすぐに契約をかわすように進めてきます。
見積書もなく工事金額がわからないまま、契約を取り交わすことは最も危険なことです。
知らずに高額の工事代金の契約を交わしてしまうと、あとで後悔することになります。
また、適切な工事を行わずに修理や交換が必要になってしまったケースもあります。
対応はどうすればいの
その場で絶対に即答しないでください
業者から、「今この場で契約してもらえば、安くで工事をしますよ」と言われても、
一旦その場はお断りしてください。
必ず「名刺・会社案内」などを受け取って下さい。ネットで検索してその会社の評判を見てみましょう。
断り方は?
「出入りの業者さんにも見てもらいます」と言ってお断りしましょう。
本当に屋根が不具合なのか不安になった場合は、信頼出来る業者さんに来てもらい、見積を取ってください・
強引な悪質業者の場合など、不安になったときは最寄りの警察又は警視庁総合センターに電話してみましょう
・警視庁総合相談センター ☎♯9110
・警視庁の点検商法についてのURL:点検商法 警視庁 (tokyo.lg.jp)
過去の事例
・屋根の不具合があると入れ代わり立ち代わり違う業者が来て心配になったので、
弊社に連絡があり点検したが問題が無かった。
・お隣で工事をしていた業者から屋根に不具合があると言われて心配になって
弊社が点検したところ全く問題が無かった。
・屋根に不具合があると不具合の部分の写真を見せられたので心配になって
弊社に連絡があり点検したが問題が無かった。
などの事例もあります。
その業者は葉山町の業者ではなく他市から来ています。不具合部分の写真を見せられた場合は冷静になって遠くから写真を撮った場合は背景や屋根の形状か、本当にご自分の家なのかを確認する必要があります。弊社が所属している団体のメンバーにも聞き取りをしましたが、同様の案件が多く報告をされています。葉山町警察署に上記を報告し、ポスターで注意喚起を依頼いたしましたところ、下記のように注意喚起のパスターを配布して頂きました。皆様が被害を受けない事を強く願っております。
『まとめ』
弊社のお客様からも、このような業者から「屋根が壊れていますよ、屋根に登ってみてあげます」と言われたとのご連絡を数十件受けております。
実際拝見させていただくと、全く問題がない場合がほとんどです。
悪質業者に騙されないようにするには、
「その場で屋根に登らせないでください」
「決してその場で契約をしないでください」
「断る場合は出入りの業者に診てもらう」
この3点は必須です。
屋根が壊れているといわれるととても不安になると思いますが、決してその場で即答しないように注意してください。
もし屋根のことでご不安なことがございましたら、お気兼ねなく弊社までご相談ください。
湘南地域の葉山、逗子、横須賀、三浦、鎌倉、横浜にお住まいの方は、実績のある
(有)アシストホームまでご連絡お待ちしております。
★警視庁から発信されているポスター★