有限会社アシストホーム

  • 電話:
  • ライン
  • メール

NEWS

お知らせ

台風への備えと対応

2023.07.22

台風は、日本の夏から秋にかけて多くの地域で発生する自然災害の一つです。

特に、戸建て木造住宅では、風の強さや雨量の影響を受けやすく、被害を受ける

可能性が高いです。

日本列島に上陸しなくても、接近すると「雨」・「風」の影響は受けます。

台風は事前に天気予報で予測が出来ますので、事前に準備することは可能です。

『備え』は大変重要です。

備えておいたことで、被害に遭わずに済んだ例もあります。

例えば、窓ガラスに養生テープは貼ったり、屋根の点検や補強が重要です。

また、がれきや物体が飛来しないように、家の周りを片付けておきましょう。

事前の準備を今一度、ご家族一緒に確認してみてはいかがでしょうか。

ここでは、戸建て木造住宅での台風への備えについて、詳しく解説します。

 

 

『台風が来る前の準備』

 

 

 

家の中の準備 

 

台風によって、ライフラインがストップする可能性があります。

数日間生活出来る準備をしておきましょう。

また、強風で窓ガラスが割れないように飛散防止用フィルムを貼ったり、雨戸やシャッターを閉めることも大切です。

 

【事前に準備しておくもの】

・食料品や飲料水

・カセットコンロ、コンロ用ガスボンベ

・懐中電灯、ランタン、乾電池

・モバイルバッテーリー、発電機

・衣類

・赤ちゃんがいる場合はオムツ、ミルク、赤ちゃん用の食料品やおやつ

・貴重品   ‥‥等

 

※いざ避難する時に持ち出せる非常用リックの準備もしておきましょう!

非常用のリックには、持ち出し出来る荷物の量がありますので、吟味して必要最小限の

物を詰めておきましょう。

防災頭巾やヘルメットもあれば安心ですね。

 

・避難場所と避難経路の確認

事前に家族会議をしておきましょう。

万が一家族の中で外出先の方がいても、避難場所を確認しておくことで合流するこ

とが出来ます。

避難経路は台風の状況により通行出来なくなる場合もあります。避難経路は何パタ

―ンかを想定しておきましょう

 

【家の中で準備しておくもの】

・水の確保(万が一の断水に備えて、浴室にも水を貯めておきましょう)

・停電時の準備‥‥懐中電灯、ランタン、ろうそく(予備の電池とマッチも一緒に)

・非常用品と食料‥‥避難時に持ち出す非常用リュックも準備しておきましょう

・窓ガラスが割れない工夫(飛来防止フィルム貼り、雨戸やシャッターを閉めておくなど)

・家具の固定(風の勢いによって家具が転倒したり移動することがあります)

 

 

外回りの準備

 

まずは点検から!

事前に家や家の周辺を点検しておくことで早めに修理ができ、台風時の被害も最小限に

防げることができます。

 

「窓やドアの補強は大丈夫?」

強風で窓やドアが飛ばされたり、割れたりすることがあります。

補強方法として、飛来シートは貼ったり、防風シャッターやアルミサッシの取付などがあります。

 

「雨樋の清掃」

雨樋にゴミや枯葉などが溜まっていると雨水が流れにくくなります。

定期的に清掃することで被害を防止することが出来ます。

他に、排水口や側溝の掃除もしておきましょう

 

「外壁にヒビが入っていたり、塗装が剥がれていませんか?」

外壁のヒビや塗装が剥がれている箇所から雨水が侵入します。台風時に限らず雨水が外壁から侵入することは、雨漏れやカビの原因に繋がります

見つけたら早めに修理しておきましょう。

 

強風に備えて家の周りで飛来しそうな物を事前に片付けておきましょう。

ゴミ箱や植木鉢等は、飛ばされて破損するだけでなく、通行人にケガをさせてしまう場合も

あります。

 

避難場所、経路の確認

 

住んでいる土地のことを事前に確認しておきましょう。

避難する時期や経路に大変役立ちます!

 

例えば、

地盤が柔らかい土地

土地の傾斜の確認

家屋の近くに山や川がある etc.

 

大雨による浸水の危険がある地域は、あらかじめ事前に避難場所と避難経路を家族と話し合う必要です。

万が一、避難する前に家が浸水した場合も事前に話し合っておくことで、冷静に行動することが出来ます。

 

 お住まいの「ハザードマップ」はお手元にありますか?

 

住んでいる地域の危険な場所や避難場所、避難経路が詳細に書かれています。

安全に避難できるように、事前に避難場所と避難経路の確認を家族と一緒に、足と目で確認しておきましょう。

 

【葉山町 森戸川周辺 ハザードマップ】

 

 

※川沿いのオレンジ色周辺の堀内地区は強雨で水かさが増えた時は注意が必要です

 

【葉山町 下山川周辺 ハザードマップ】

 

 

※川沿いのオレンジ色周辺の下山口地区は強雨で水かさが増えた時は注意が必要

 

 

『台風が接近した時の行動』

 

 

 

避難するタイミングと注意点

 

避難のタイミングの目安としいて「警戒レベル3又は4」を目安にしましょう

小さいお子さんや高齢者がご家族にいる場合は出来れば早めの避難をお薦めします

市町村や国土交通省からの最新の情報を随時確認しましょう

 

 

「警戒レベル3」とは?

大雨・洪水警報、高波注意、氾濫警戒情報、避難準備、高齢者等避難開始情報など

 

土砂災害の恐れがある地域や河川敷エリアは早めに避難する目安です。

 

「警戒レベル4」とは?

避難勧告(緊急)、土砂災害警戒情報、氾濫警戒情報、高波特別警報、高波警報など

 

災害発生の危険性が高いので、対象地域の住民はすぐに全員避難しましょう

外の状況によっては、避難場所までの経路が危険と感じた場合は、避難場所にこだわらず

出来るだけ安全な場所へ避難しましょう。

例えば、浸水の恐れがある場合は上階などに早めに避難しましょう。

 

50㎝以上の冠水は非常に危険です

 大人の膝まで水につかると、水流で流される可能性がとても高くなります

無理な避難はさけましょう。

 

万が一、避難の途中で動けなくなった場合は丈夫な建物を見つけ、なるべく高い所に避難しましょう。また救助要請を試みましょう。

無理をして暴風雨の中を歩き回らないようにしましょう。

 

 

なぜ避難の遅れは繰り返されるのでしょう?  

 

警戒レベルの情報が出ていても、避難されない方もいらっしゃいます

どうして避難されないのでしょう?

 

避難されない理由はいくつかあるようです

・自宅に居る方が安全と判断した

・避難先の環境が心配だから(コロナ感染が心配など)

・避難先が遠いから

・浸水する地域ではないと自己判断した

・夜になってしまい避難出来なくなった etc.

 

調査の結果で、「自宅に居る方が安全」と思われている方も多いようです

自宅がどのような地形の場所に建っているのか、強雨や強風時にどのような影響が

起こりそうなのかを、予想しておくことが早期避難に繋がります。

地形的に、台風の影響を受けそうな場所にお住まいの方は、早めに避難しておくと安心

ですね

 

台風が接近している時にやってはいけないこと

 

台風接近時に、近所の様子を見に外出して、雨の増水した川や側溝に流されてしまったというニュースをよくみます。

強雨で増水すると、道と小川や側溝の境界線が見えにくくなります。境界がわからない為に転落事故が発生するのです。

 

この他に‥‥

・屋外に出ると、激しい強風や強雨による危険性が高い為外出はけましょう

・海や川に近づくことは、大雨や高潮で流されてしまう危険性があります

・台風時に屋外での作業は、飛来物や落下による危険性があるので避けましょう

・窓やドアは必ず閉めておきましょう。なぜなら強風が家の中に入り、物が飛散する可能

性があるので、しっかりと固定しておきましょう。

 

台風の時は出来るだけ外出は避け、身の安全を最優先に考えましょう。

 

 

『工務店からのアドバイス』

 

 

台風の強風で窓ガラスがわれると大変な被害になります。

最悪の場合は、割れた窓ガラスから強風が入り込み、物が飛んできてケガをすることもあります。

最悪の場合、家に入ってきた強風が家の屋根を持ち上げ、吹き飛ばすケースもあります。

強風や飛来物から家や家族を守る為の対策をご紹介いたしましょう。

 

耐風シャッターや雨戸の設置

耐風シャッターや雨戸を設置することで、飛来物から窓をまもります

また防犯にも役立てることができます。

 

電動式の耐風シャッターなら、窓を開けずにシャッターを閉めることが出来るので

台風接近時は便利です。

 

雨戸を耐風シャッターに変更施工することも可能です。

 

複合ガラスの導入

複層ガラス(ペアガラス)とは、ガラスとガラスの間に空間があり、商品にもよりますが、乾燥空気やアンゴンガス等が封入されています。

耐熱性性能や遮熱性能もアップします。

 

一枚ガラスの場合、飛散物がガラスに当たると割れてガラスが飛散する可能性が高いですが、複層ガラスにすることでガラスが割れにくく、飛散被害の拡大を防止します。

 

飛来防止フィルム

簡易ではありますが、万が一の備えとして飛来防止フィルムを貼る事もお薦めします。

応急処置ではありますが、ガラスの飛び散りを抑える目的として手軽に出来ます

 

 

定期的なメンテナンスの重要性

 

建物の定期的な点検とメンテナンスが重要です。

特に台風シーズン前には、建物全体のチェックと必要な修繕を行いましょう。

工務店は、プロの目線で建物を評価し必要な対策をご提案します。

また、必要に応じて修繕作業も行います。

自宅の構造や耐久性を確認し、台風への弱点を明らかにすることで、具体的な対策を立てることが可能になります。

 

台風前にメンテナンスをしておくことで、いざ台風が到来しても被害を最小限に抑えることができます。

 

火災保険の再確認

 

万が一住宅が台風被害を受けてしまった場合、自然災害の被害で使用できる保険は「火災保険」です。

全ての火災保険が自然災害の補償をしてくれるわけではありません。

ご加入されている「火災保険の補償範囲」によっては、自然災害が補償対象に入っていない場合は保険金を受け取ることが出来ません。

 

また、住宅ローンを完済された方も注意が必要です。

住宅ローンを組んだ時に火災保険に入られた方は多いと思いますが、保険の更新手続きを怠ってしまった場合など、知らずのうちに保険が未加入のままになっている場合があります。

現在ご加入されている「火災保険の見直し」をしておきましょう。

自然災害が補償対象になる場合、保険料は高くなりますが、台風被害が心配な方はこの機会に補償対象の確認をしておくと万が一の時に安心ですね。

 

 

『まとめ』

 

台風は自然災害の一つで、その発生は避けられません

地元の防災情報や最新のニュース等、常に新しい情報を確認しておきましょう。

「まだ避難しなくても大丈夫かな?どうしようかな?」と迷われた時は、台風がひどくなる前に迷わず行動を起こすことが、身を危険から守ることに繋がります。

高齢者の方は小さいお子さんがいる場合は、特に早め行動が大切です。

慌てず、安全な行動をとれるように家族で話し合っておくことも大切ですね。

 

弊社は建物のメンテナンスや改修だけでなく、災害時の緊急対応やアフターケアも行います。

台風被害が生じた場合、速やかに修復作業を行うことで、住民の生活への影響を最小限に抑えることができます。

 

皆様の安全と安心の生活をサポートさせて頂きますのでいつでもお気軽にご連絡下さい。

 

湘南地域の葉山、逗子、横須賀、三浦、鎌倉、横浜にお住まいの方は、実績のある

(有)アシストホームまでご連絡お待ちしております。