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【価格相場あり】ガレージを改築して部屋を増やす際のポイントを解説
2022.03.31
「車を使わなくなった」、「台数が減った」などの理由で未活用になっているガレージをお持ちでないでしょうか?
貴重なスペースが余っているのに有効活用しないのはもったいないですよね。
自宅を増設することは難しいですが、使わなくなったガレージをリフォームすることでお部屋を増やすことは意外と簡単です。
弊社は地元で25年以上の実績を積み、資格を持った者も在籍していますので、安心してご相談いただけると思います。
本記事では、ガレージリフォームのメリット・デメリット、参考費用や実際の事例について解説させて頂きます。
未活用のガレージを何とかしたいという方は是非参考にしてみて下さい。
『ガレージを改築して部屋を増やす際のメリット、デメリット』
まずはガレージ改築のメリット・デメリットをみていきましょう。
「メリット」
① 増設できなくてもOK
ガレージ改築のメリットはなんといっても「増設ができなくても部屋が増やせること」です。 「子供の部屋を増やしたい」、「ペットの遊び場を作りたい」など部屋を増やしたくなる状況は意外と多いですよね。 しかし、多くの方々が建蔽率(敷地面積の問題)から「増設」という手段がつかえません。 一方、「使わなくなったガレージ」という『お宝』をお持ちの方であれば、ガレージのリフォームによって簡単に一部屋増やすことが可能です。
② 汚れが気になる趣味(DIY等)もOK
ガレージ改築は「汚れが気になるような趣味をお持ちの方」にもメリットが大きいです。
例えば、DIYがお好きな方は室内では汚れを気にしながらの作業になりますが、ガレージの床を土間のままにしておけば、材木を切ったり塗ったりするときも汚れを気にせず作業をすることが可能です。 ガレージを有効活用するメリットはたくさんありますね。
「デメリット」
・固定資産税の税金が増える可能性がある
居室としてリフォームする場合は固定資産税が発生します。固定資産税は毎年納付しなければいけませんので、増額する分金額も考慮する必要があります。しかし、「建設確認申請」を提出するほどの規模でないリフォームであれば、劣化や補修工事とみなされるので固定資産税が増える心配はありません。 申請が必要かどうかは、専門知識のある工務店にご相談することをお薦め致します。増室の場合は役所に申告する必要がありますのでこちらも注意しておきましょう。
・工事費用がかかる
リフォームするためにはそれなりの金額はかかります。夢が大きくなるほど、リフォーム金額も大きくなるので注意が必要です。
『暮らしを快適にするガレージ改築のアイデア』
ここからはガレージ改築のアイデアを3つ紹介させて頂きます。
「趣味の部屋」
トレーニングルームにすると、いつでも好きな時間にトレーニングすることができ、体を鍛えることができますね。
仕事も在宅でする環境に変化しつつあります。在宅になると通勤する労力もなくなり、手の届くところに食べ物があると、つい食べてしまったり…。身体がなまってきたな~、体重が増えてきたな~と悩まれている方もいらっしゃると思います。自宅のガレージをトレーニングルームにすることで、「トレーニングルームに直行!」と敷地内で、トレーニングが出来ますね。スポーツジムに行く必要がないので、家族も一緒にトレーニングすることも可能です。子供達と一緒にトレーニングすれば、楽しい時間を一緒に過ごすことも出来ますね。
ブースを分けて、お父さん、お母さん、子供の趣味の道具を収納するのもいいですね。
趣味は家族それぞれ違いますよね。広いガレージスペースをいくつかに間仕切りして各々の趣味のブースに分けて使うことはいい案ですよね。家族各々違う作業をしていても、同じ空間にいることは広いガレージをリフォームするから出来るのです。
「バリアフリーの部屋」
車庫をバリアフリーの部屋にリフォームして老後は快適な生活を過ごせますね。
老後は足腰も弱くなってきます。出来れば階段がなく、家からの出入りがスムーズに出来るといいですね。若い時は気にならなかった玄関までの階段が、老いてくると手摺が必要になったり、また居室内の移動も少しの段差があることでつまずく危険もありますね。
ガレージを介護用に玄関、洗面所、トイレ、浴室の床をフラットにリフォームすることで、万が一車いすの生活になっても安心して生活できますね。
「ペット用の部屋」
広いスペースでペットを安全に遊ばせる場所として。
例えばワンちゃんの場合、毎日のお散歩は必須ですよね。お散歩日和の日はいいのですが、お天気が悪いときはお散歩に行くことが億劫になります。
しかし、ガレージをペット用にリフォームすることによって、雨の日、寒い日、暑い日など、気候に左右されることなく自由に走り回ることが出来ますね。またスペースの片隅にシャワーの設置や、トリミングが出来る台などを設置することで好きな時間に愛犬を綺麗にしてあげることも出来ます。
但し、エアコンの導入は必須ですよ!
『車庫を部屋にリフォームする場合に必要な手続き』
車庫を部屋に変更する場合は、「増築」扱いとみなされることがあります。
その場合は役所に届出申請をする必要ですので、まずは増築扱いされるか否かについて専門知識を持った工務店に事前に相談しましょう。
※基本は建物に付随したガレージの場合の改装は建物表題部変更登記のみを行います。
※ガレージ単体の建物の場合は専用住宅への用途変更の手続きが必要です。
登記変更には下記を準備する必要があります。
①手続きに必要な書類
・所有権証明書
・委任状
・平面図、建物の図面 etc.
②手続きしてもらうための費用の準備
・建物表題部変更登記費用 約4~5万円
※ケースにより増築申請届を提出した場合、床面積が増えるため固定資産税が上がる可能性もありますので注意しましょう。
『ガレージを改築して部屋にするときの注意点』
「断熱・気密性能と採光について」
「断熱」・「換気」・「採光」」の基準を満たすことは、居室として快適かつ健康に暮らす為にもとても大切なことです。
居室が季節を問わず一定の温度で保たれることは、「居心地の良い空間づくり」にもなります。
居心地の良い部屋は心身ともにリラックスも出来る空間として最適な生活を送れます。
「施工する際の注意点」
- 断熱工事…季節を問わず快適な温度で過ごせるようにするためには、断熱工事をする必要があり、外壁、内壁に断熱材を入れる工事が必要です。また、居室にする場合は、採光、換気の基準がある為、窓の設置が必要です。断熱を重視する場合は断熱効果のある二重サッシやスペアガラスの設置を検討しましょう。
- 電気配線…車庫に電源がない場合は、電気配線の工事をする必要があります。
- 窓工事…車庫に窓がない場合が多いので、居室として使用する場合は、別途採光を取るための窓工事は必要です。
- 床工事…車庫を居室にする場合は、床の高さを調整するための工事が必要です。
「満足のいく改築にするために適切な業者を選ぶ」
「工務店選びはどうすればいいの?」と悩まれる方もいらっしゃると思います。
今の時代ネットで検索して選ぶことも1つですが、安心して施工を任せられる工務店を探すことは、ネットだけでは不安な点もあります。
今後のメンテナンスの事も考えると、まずは地元の工務店から探してはいかがですか。
実際に工務店の人に会って、自分達の満足いくリフォームをしてもらえそうならば納得して仕事をお願い出来ますよね。
色々情報を得られる工務店が安心できますね。
まずは何社か同じ条件で見積もりをお願いし比較するのも一つの目安かもしれません。
「固定資産税を減らす工夫」
ガレージリフォームには固定資産税を減らす工夫も重要です。
具体的な方法として「リフォーム減税」を活用するのも良いでしょう。
減税を受けるには以下の申請が必要です。
①固定資産税の減額申告手続き
工事完了後3ヵ月以内に役所に申告する必要があります。
※詳細につきましては、お住まいの役所にお問合せください。
②所得税控除の申告手続き
工事完了後の翌年に確定申告をしてください。
※詳細につきましては、お住まいの税務署にお問合せください。
わからないことがございましたら、お気軽に弊社にご相談ください。
『ガレージを改築して部屋にする費用の相場感』
「車一台のスペースの場合」
車一台分のスペースを、趣味の部屋やペットの遊び場に変更する簡単なリフォームであれば工期、予算の目安は下記となります。
【例えば】
9畳:天井・壁仕上げ、窓増設、電気配線、シャッター残しの場合
・工期:3週間位
・予算約150万円~(内装仕上げ、既存状況、計画などによって金額は前後します)
「車二台のスペースの場合」
約9~10坪あります。1坪=2畳ですので18畳~20畳くらいのスペースです。
部屋にリフォームするとゆったりしたスペースですね。
何家族か集まってホームパーティーも出来る広さです。
【例えば】
19畳:天井・壁仕上げ、窓増設、電気配線、床下地及び仕上げ、出入口新設の場合
・工期:約1~2ヵ月位
・予算約400万円~(内装仕上げ、既存状況、計画などによって金額は前後します)
バリアフリーの介護用にリフォームするならば減税措置や補助金など公的措置を利用することも出来る場合がありますので、調べて使えそうならば手続きをしましょう。少しでも費用を抑えることが出来るかも!
バリアフリーの場合はリフォームする規模によって金額は大幅に変わります。500~1000万円以上かかることもあります。
「車三台のスペースの場合」
約13~14坪あります。この広さだとコンパクトな台所や洗面所、トイレも設置して個室を作ることも可能です。
車3台分のスペースだと、老後用の一室として介護になった時でも対応出来る部屋にリフォームしてはいかがでしょうか。
元ガレージの場所だと、外への出入りも部屋から近く、部屋も介護用にバリアフリーにしておけば安心ですね。
【例えば】
27帖:天井・壁・床仕上げ、窓増設、電気配線、給排水、ミニキッチン、洗面、トイレ、外壁塞ぎ新設の場合
・工期:約2ヵ月位
・予算約650万円~(内装仕上げ、既存状況、計画などによって金額は前後します)
完全に居室としてリフォームするならば
水回り(トイレ、洗面、キッチン、浴室等)などを付けたり、居室にすると費用はかかります。こちらも設置するものによって費用に幅はあります。1000万円以上かかる場合もあります。
『ガレージを改築して部屋にする まとめ』
「目的を明確に」
趣味のスペースや、バリアフリーの部屋などにイメージチェンジをしてみてはいかがでしょうか。自由な発想で素敵な空間が出来上がると、毎日が楽しくなります。色々なアイディアで夢が膨らみますね。
ただ、リフォームするにはそれなりの金額がかかります。また毎年かかる税金のこともしっかり検討する必要もあります。弊社では、専門知識や資格を持っている者が在籍しております。
例えば、既存住宅状況調査、ホームインスペクション、雨漏り調査など、専門知識と資格を活かして、地元のお客様のお役に立てればと日々仕事を行っております。地元(葉山、逗子、鎌倉、横須賀など)でも実績も積んでいて、年間200件以上のリフォームや修繕工事をさせていただいております。
リフォームでご不安なことやご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。
お客様からのお問合せをお待ちしております。