住まいる通信2022年3月号
皆様将来、ご自宅での暮らし方について考えられたことはございますでしょうか?きっかけは色々あると思いますが、例えば子供達が独立して夫婦二人になったり、高齢になってきて室内の使い勝手が悪くなったり、老後安心して生活出来る家づくりに変えてみたいなど…
今回は『人生折り返し点を過ぎたらそろそろ~』とお考えの方に~
これからの住まいと暮らしを考えてみませんか
今お住まいのご自宅に、老後も『住み続ける』又は『住み替える』によってリフォームのやり方は違ってきます。今回は、『住み続ける』について詳しくお話しさせていただきます。
★4つの安心イメージ★ 長く住み続けるためのリフォーム
●長く健康に暮らせる「住まい」
安全・安心で、身体的・経済的な負担が少なくなり、外出や家事などが便利に!
●自立して自分らしく暮らせる「住まい」
外出、趣味、交流を楽しむなど豊かな高齢期のライフスタイルに応じた空間の確保
●介護期になっても暮らせる「住まい」
手摺の設置や福祉用具の使用など、軽微な対応で暮らしを継続
●次世代に継承できる良質な「住まい」
住まいの長寿化に対応し、子供やお孫さんにとっても住みやすい
悠々自適なセカンドライフを過ごすには3つの能力を発揮できる元気なうちに‼
判断する: リフォーム費用や工事内容などを決められる判断力が必要です
片付ける:家具の移動や物の片付け処分や整理整頓する力が必要です
受け入れる:新たな設備を購入した場合には、操作等を受け入れる能力が必要です
自分達の家に合ったプランを考えてみましょう!
1.温熱環境への配慮
住宅の断熱性、部屋と廊下、トイレ、浴室などの温度差の減少、ヒートショックへの配慮etc.
2.外出のしやすさへの配慮
外出がおっくうにならないような緩やかな階段やスロープに改修。
3.トイレ・浴室の利用のしやすさへの配慮
トイレの近くに寝室の位置を変更したり、トイレや浴室は段差のないバリアフリーに
4.日常生活空間の合理化への配慮
将来は寝室とリビング等をワンフロア―化に
5.主要動線上のバリアフリーへの配慮
日常生活の動線で段差を無くして転倒防止化
6.設備の導入・更新への配慮
最新設備の導入で便利、安全、ランニングコストの削減
7.光・音・匂い・湿度などへの配慮
五感が衰えても快適に過ごせる室内に
8.余った部屋の活用への配慮
使わない部屋を趣味室にして楽しい日常生活を